本稿では自動車塗料についてのべていきます。まずは塗料市場における自動車向け市場の位置づけから。数量ベースでは塗料全体の約1割を占める自動車向け塗料ですが、付加価値では比重が高くなる市場です。
塗料会社は各社とも戦略事業の位置づけであり、各市場に戦力を投入しています。現在世界最大の自動車生産国となった中国にも世界各社の大手塗料会社が市場を支配している状況です。


本稿で取り上げる自動車塗料はボディ向け(鉄鋼)塗料をとりあげ、外装、内装のプラ基板塗装はのぞきます。
鉄鋼基板の塗装は、現在は高級車であれ大衆車であれ四層塗装が基本的な塗装方法であり、以下の構成になっています。


世界塗料最大手の米国PPG社のHPに自動車塗装の工程についての図が示されていましたので引用します。最初の工程は鋼板保護と塗料を密着させるために電着塗装、次に中塗り工程、装飾のためのベースコート、最後に塗料の保護のためのクリア層塗装に分かれます。

数量面では四層のうち、上塗りの装飾塗装と最後のクリア層の2層で約7割を占める状況です。

最後に4層各層の特徴・機能、塗料の組成についての情報です。なお各塗料の仕組みと機能(塗膜図)は関西ペイント社のHPより情報を引用しています。
又各塗料の組成の情報は、各一般情報(特許、一般市場情報など)を個人的に集約してまとめた数値になります。








以上」


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