今回は身近プラスチック包装材であるポリプロピレンフイルムについて述べて行く事にします。様々なプラスチックフイルムが身の回りに存在しているのですが、一般的には一番数量の多いポリエチレンフイルムも二番目のポリプロピレンフイルムも全く区分されることはありませんし、一部の方を除けば意識されることもありません。まずはPPフイルムの定義については日本ポリプロピレンフイルム工業会より引用します。
ポリプロピレンフィルムは、 ポリプロピレンを主原料とするプラスチックフィルムです。優れた透明性、防湿性、耐熱性を持ち、食品や日用品の包装、印刷物の表面加工(PP加工)などに幅広く使われています。
後ほど用途の詳細を示しますが以下代表例のイメージです。

まずは世界需要推移について(筆者推定も含む)。現時点では一千万トンを超える規模の市場となり広く生活に浸透している製品です。尚、下記グラフにしめしますBOPP/CPPについては後ほど詳しく述べて行く事とします。

PPフイルム市場が1千万トンを超える状況の中で、Polypropylene市場においても重要な位置を占めることになっています。PP市場全体の約15%を占める位置づけにあります。

さて次に上述したBOPP/CPPの違いについて述べて行きます。BOPPとCPPについては合成紙の最大手であるユポ社のHPに解説がありましたので引用します。


両製法によるフイルムの違いについては下記作表のとおり。製法の違いにより発生する物性を利用してフイルムの応用、需要が展開されています。

以下BOPP/CPPの需要先です。まずはBOPPから。食品、ラップ包装など身近な分野に多く使用されています。なお下記のパイ図はBOPPのフイルム加工比率をしめします。半分強がそのまま使用される一方で表明加工をしたマットフイルム、もしくはアルミ蒸着されたメタライズフイルム(冷凍食品包装)が多く使用されています。


次はCPPフイルムの需要分野とフイルム加工についてです。


以上」

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