「ニードルコークス」

石炭

本稿では、コールタール成分のピッチから製造されるニードルコークスについて述べて行きます。文字通り、針状のコークスの事を言います。この定義については石油系のニードルコークスを手掛けているENEOS社から引用します。

ニードルコークスは、                                    炭素の結晶が針のように並んだ特殊な高純度炭素材であり、電気炉製鋼用の黒鉛電極やリチウムイオン電池の負極材の原料として使われます。

製造法を簡単に。ピッチをニードルコークス化することにより、構造は結晶構造になるとしていますが、下記に示すほど?はグラファイト構造になるわけではありません。

なお原料ピッチ量に対してニードルコークスに転換すると半分量以下になってしまいます。

以下、現状のニードルコークス需要構造は以下の通り。3分の2は電炉の電極材。電炉電極材の構成では、約85%がニードルコークスが占めています。またここ10年で急増しているのは二番目のリチウム二次電池の負極材原料です。従来は天然カーボンが主力でしたが、現在はニードルコークスを原料とした人造カーボンに置き換わっています。

以下、電炉電極とリチウム電池負極材の簡単な説明を示します。電炉電極、リチウム電池負極材については別稿にて投稿することにします。

                                       以上」

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