「グリシン」

食原料

アミノ酸の一つであり、アミノ酸のうち最も炭素数が少ない(2ケ)のグリシンについて本稿では述べていきます。下記説明にあるとおり、立体異性体は存在しません(炭素数がニケという事もあります)

アミノ酸での位置づけは以下のとおり。アミノ酸全体の比率では僅かな比率でありますが、6番目の規模を誇るアミノ酸の一つです。

グリシンの用途は以下のとおり。他のアミノ酸の用途の中心が飼料向けであるのに対し、グリシンの飼料向け比率は高くはありません。むしろ人が直接摂取する医薬や食品、サプリメント向けに使用されています。

グリシンの特殊な用途としてラウンドアップとして知られる除草剤の主成分であるグリホサートの合成にグリシンが使用されています。

最後にグリシンの生産方法について。グリシンは現在全量が合成法で生産されています。代表生産方法のStrecker法のフローを示します(下記はグリシンソーダ迄。グリシンソーダを加水分解する事でグリシンが得られます)。

参考としてバイオ法グリシン生産フローを示します。現状は合成法の方が圧倒的なコスト競争力を有しており、品質面での安定性があるものと推定されます。

                                    以上」

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