本稿ではアミノ酸のうち最大規模をほこるグルタミン酸について述べて行く事にします。グルタミン酸と言うよりも「うま味調味料」(味の素、ハイミー、味精など)の主成分と言った方が分かりやすい製品です。まずはグルタミン酸及びうま味調味料の先駆者である味の素社のHPより引用します。
下記に合わせてうま味調味料についての説明を加えます。言葉の定義はWikipediaより引用です。また調味料の成分構成は味の素社HPより引用しています。


グルタミン酸はアミノ酸の一種ではありますが、必須アミノ酸ではありません。アミノ酸の用途の多くは、飼料添加剤用途が最大需要分野なのですが、グルタミン酸については他のアミノ酸とは異なり食品添加剤としての多く使用されており、飼料添加剤向けは殆どありません。


つぎにグルタミン酸の世界需要推定を示します。過去大きく需要が拡大してきましたが、ここ数年は頭打ちの状況にあります。

最後にグルタミン酸の製造方法を示します。現在はグルタミン酸の全量がバイオ法で生産されています。原料はトウモロコシやサトウキビを始めとするデンプン及び糖を起点にして、合成・発酵法などをあわせてグルタミン酸を生成していきます。なお、下記フローはバイオ法の一例です。
追記資料として。味の素社がバイオ法グルタミン酸生産を開発する以前は化学合成法でグルタミン酸の生産が行われていました。一例としてアクリロニトリルを出発原料とする製造フローを示します。何十年も前の話なのですが、依然うま味調味料は化学品から生産されている危険な製品という噂が絶ええていないのです。


以上」


コメント