「糖アルコール」

食原料

本稿では甘味料のうち、糖アルコールについて述べて行きます。一般的に甘味料(代表例は砂糖)は認識されていますが、「糖アルコール」って何?というのが一般的な認識でしょう。まずは甘味料の分類と糖アルコールの位置づけについての分類表を示します。

甘味料の代表例は砂糖で、世界需要は約2億トン弱にも及びますが、砂糖以外は数百万トンと言ったレベルの市場規模なのです。

甘味料の種類が様々存在しますが、甘味料の指標は「糖度」(砂糖に比してどれほど甘いのかの指標です。最近ではフルーツの糖度もニュースにもなっていることより耳にする用語です)。

一般的に下記に示す通り、糖アルコールは砂糖に比して糖度は低い値になりますが、人工甘味料は砂糖に比して数百倍の糖度を示します。

つぎに一般的に糖アルコールとは何かを示します。糖アルコールは「ブドウ糖」を原料に、ブドウ糖を改質したもの(多くは還元反応したものですが、エリスリトールの様に酵素反応で生成する製品も存在します。

以下代表的な糖アルコール市場についての纏め表です。下記作表のとおり、糖アルコールの市場の殆どはソルビトールが占めています。特徴的だと感じるのは、参入会社が世界的な穀物会社、バイオ企業が中心であるという点です。最近では市場の拡大を見込んで中国の各社の参入が相次いでいます。

なお日本企業の立場は非常に弱い立場であることは否定できません。一部の製品はタイなどで生産を行って日本に輸入していますが、全般的に農業国でない日本での生産競争力はあるとは言えません。また市場が大きくないのも事業活動上の弱点と言えましょう。

以下上記で取り上げた5種類の糖アルコールの用途及び生成フローをしめします。

                                      以上」

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