必須アミノ酸の一つであり、アミノ酸全体でも3番目の規模のメチオニンについて述べて行く事とします。メチオニンの定義を住友化学社が愛媛での生産能力増強を行った際のプレスリリース文より引用します。

アミノ酸での位置づけは以下のとおり。アミノ酸需要量では約15%前後を占める三番目の規模を誇るアミノ酸です。ただし、規模に比して一般的には余り知られていないアミノ酸。理由としては下記に示す通り9割近くが飼料に添加されて使用されているため、人間が生活上において直接利用をすることの無い事が理由と考えられます。


世界需要は下記のとおり順調に拡大してきました。理由は世界各地において生活向上における肉食化の進展と、また一方で健康上の理由から鶏肉需要の拡大があります。

メチオニン需要の拡大により世界各社が生産能力の増強を進めていますが、上位数社による寡占化が進んでいます。Evonik/Adisseoの両社をリーダーにここ数年で中国の新成和社が大幅な生産増強を実施し大手の一社となっています。なお、4番目のNovs社は米国に拠点を置いていますが、日本曹達の関連会社です。

最後にメチオニンの製造方法をしめします。メチオニンは現在は全量100%、合成法で生産されておりバイオ法での生産はありません。必要とする原料(アクロレイン、青酸、メルカプタン、アンモニア等)を必要とし、多工程を経て生産されるため非常に多額が投資を必要とされています。

以上」

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