「PPシート」

加工品

本稿ではポリプロピレンシートについて述べて行きます。以前別稿にてPPフイルムについて述べましたが、シートとフイルムの違いについてから。基本的には厚みの違いでシートとフイルムの区分を行いますが、フイルムの厚みは0.1㎜以下のもの、シートは0.2~1.0㎜程度の厚みのものとされます。

まずはポリプロピレンについてと、又、樹脂の加工法による分類方法を示します。シートもフイルムも溶融押出法による加工で成形されます。

つぎにPP市場におけるシート向け需要の位置づけを示します。フイルム&シートの合計で約4分の1占める需要規模であり、フイルムに比して若干大きい市場をシート向けが形成していると推定されます。

シート向けの需要統計が手元にないので、PP市場全体の市場推移とフイルム向け市場推移からシート向け市場を推定したのが棒グラフになります。

PP市場の推移になります。

以上よりPPシート市場(樹脂換算)を以下の通り算出しグラフ化しています。PPシート市場は食品容器向けを中心に毎年拡大傾向にあり今後も伸長し続けると推定されます。

以下世界市場におけるPPシートの需要先別市場シェアを示します。上述したとおり、約8割が食品容器として使用されています。また1割強はその他容器に、また1割程度がその他用途に展開されています。

最後にPPシートの具体的用途例をしめします。なお日本においては冷凍食品や持ち帰り弁当の市場が大きいこともあり、ユニークな市場を形成しています。

                                      以上」

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