本稿では「アミノ酸」について述べていきます。まずはアミノ酸との定義から。世界有数のアミノ酸事業会社である味の素社のHPから引用します。味の素社の定義では体の材料であるタンパク質を構成する成分との定義。

では、そのたんぱく質とはという事で、同様に味の素社のHPよりタンパク質の定義を引用します。下記図で示すタンパク質の構造イメージです。化学的な表現をすれば、アミノ酸(様々な種類)が多数つながったポリマーと言ったらいいのでしょうか?

つぎにタンパク質とアミノ酸の構造の関係性についての引用。(株)フードペプタイド社から分かりやすい表記を引用いたしました。

タンパク質を構成するアミノ酸とは?ですが、様々なアミノ酸の構造に一致する点としては、下記のとおりアミノ基とカルボキシル基(酸)を構造中に含有することです。

アミノ酸は多数の種類が存在しますが、そのうち、下記に示す人間(もしくは家畜)が体内で十分な量を合成できないアミノ酸11種類を必須アミノ酸と定義しますが、この必要とするアミノ酸を任意で生産することがアミノ酸市場の成長の牽引役です。

ここ十数年でアミノ酸生産量は約2倍に急拡大しています。(ただし、一番の急拡大の要因はグルタミン酸で必須アミノ酸ではありません。グルタミン酸は食生活の向上に寄与しているアミノ酸です)

アミノ酸全体としては約6割が家畜用飼料として使用されており、人間が間接的に肉食として摂取する流れになります。食品向けでは代表的なアミノ酸はグルタミン酸で、旨味向上に寄与しています。

最後にアミノ酸のタイプ別需要を示します。下記パイグラフに示す通り、グルタミン酸、リジン、メチオニンの三種類のアミノ酸需要で約8割を占めています。後ほど、別稿にてアミノ酸の各論について投稿して行く事とします。

最後にアミノ酸の種類別生産方法を示します。現在アミノ酸の殆どは発酵法・酵素法による生産が殆どを占めています。代表的なグルタミン酸もかつては化学合成で生産が行われていましたが、現在は味の素社が開発した発酵法のみの生産が行われています。
現状合成法が行われているのは、アラニン、グリシン、メチオニンの三種類のみと言えるでしょう。


以上」


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