別稿にてタイヤ製造工程の全体を投稿いたしましたが、本稿においてはタイヤコード製造に関する工程にて述べていきます。まずはタイヤとは?それとタイヤ構造の説明とタイヤコード(カーカス)についての説明です。


タイヤコードは部品としては「カーカス」と称します。構造は合成繊維の織布に強化材として接着剤を含侵させます。最後に織布を両側からゴムシートで挟み込んだ形状になります。
ここで最重要部材である繊維についてですが、現在は全量が合成繊維が使用されています。現在はポリエステル繊維が約6割で三分の1がナイロン66が使用されています。残りはアラミド繊維の需要が伸びてきています。

まず最初の工程は紡糸及び撚糸の工程より。この工程においては韓国、日本の繊維会社が強い状況にあります。ただし、中国におけるタイヤ生産の増加により中国社の進出が大きく進んでいます。

次の工程はコード(布)にする工程と、コードに接着剤を含侵させる工程になります。コード製造工程はタイヤ会社が行う場合と、紡糸撚糸会社が行う場合があります。
コードが製造された次の工程は接着剤を含侵させる工程です。接着剤としては主にレゾルシン系が使用されていますが、一部ではスチレン系も使用されています。スチレン系にはビニルピリジンという特殊なモノマーが使用されています。



最後の工程は接着剤を含侵させたコードを両端からゴムを圧着させてボディプライという部品に仕上げます。このゴム挟み込んだトレッドとサイドウォールのゴムが相溶して部品と部品が結着してタイヤとして完成します。

以上

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