「酢酸」

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メタノール誘導品の「酢酸」についてです。いつもの通り石油化学工業協会の言葉のを引用します。

酢酸(acetic acid)                                      酢酸ビニル、アセテート等に使用される。アセトアルデヒドを原料とする製法とメタノールを原料とする製法等がある。液体。

今回は酢酸の需要面から。                                  世界的に見た場合、酢酸の最大需要先は酢酸ビニルモノマー(VAM)であり、その先はポリ酢酸ビニル/ポリビニルアルコール/エチレン酢酸ビニル樹脂など各種樹脂に誘導されます(下にVAM誘導品マップを示します)。

昨今では中国を中心にテレフタル酸生産が急増したことにより中国の酢酸の最大需要先はテレフタル酸(反応溶媒)となっています。その他は無水酢酸、ケテン、モノクロル酢酸等各種ファインケミカルの原料として消費されています。

この様な需要分野を背景に過去下記のとおり世界需要は伸長してきました。一方日本においては酢酸生産はダイセル社の関連会社である協同酢酸社のみにおいて行われています。国内需要はVAMを中心として約30万トン程度の市場に留まっています。

以下、酢酸の誘導品マップ(テレフタル酸は製造フロー)を示します。

最後になりましたが酢酸の製造方法を示します。現在酢酸生産の殆どはモンサント社が開発したメタノールの酸化法で行われています。なお一番下の発酵法は所謂「お酢」の製造法です。工業用には品質面で使用できません。

                                         以上」

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