本稿においては別稿にて投稿したヘキサメチレンジイソシアネートより更にニッチ製品であるIPDIにつて投稿いたします。構造式はイソホロンにイソシアネート基が付加した化合物(イソホロンについても下記に記述します)。
用途はニッチな領域に使用されるポリウレタンであり、塗料&インクに接着剤などの原料として主に使用されています。


使用例の構造式を探してみました。ただしこうした構造式がメイン用途かは分かっておりません。

さて需要の分母としては非常にニッチ製品ではありますが、ここ数年は急拡大している製品であることは間違いありません。ただ他の製品にあるような中国勢の参入ラッシュは見られません。原料及び合成技術に、また需要先等の障壁があるものと推察されます。

IPDIの合成フローは以下のとおり。

最後にIPDIの出発原料であるイソホロンについて。イソホロンはacetoneを三量化することで得られる物資です。

以下イソホロンの合成フロー

アセトン誘導品(ジアセトンアルコール)マップです。

以上」
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