「アセトアルデヒド」

エチレン系モノマー

本稿ではエチレン誘導品の一つであるアセトアルデヒドをとりあげます。まずはアセトアルデヒドの定義と構造式のご紹介。

アセトアルデヒドの生産方法も様々な製法が提案されていますが現在はエチレンの酸化法が支配しています。下記のとおりアセトアルデヒド生成に必要なエチレンはアセトアルデヒド1モルあたり0.66とされますので、エチレン需要を算出すると約80万トンが消費されている分野です。

アセトアルデヒドは古くからの化学製品ですが、ここ20年程は全く需要が伸びていません。背景はアセトアルデヒドの主誘導品である「酢酸エチル」と「酢酸」がアセトアルデヒドを原料とする製法からの転換が進んできており、この傾向は今後も変わらないと考えられることからアセトアルデヒド需要は頭打ちの状況が続くと推察します。

さて下記に2025年時点でのアセトアルデヒドの需要構造です。現状は上述した酢酸エチルと酢酸向けで約3割の需要となっていますが、酢酸エチルは酢酸とエタノールのエステル化法へ、酢酸はメタノールの酸化法へと転換が進むものと考えます。

さて次に上図に示したアセトアルデヒドの誘導品について順番に示していきます。なお最初のピリジン・ピコリンについての誘導品市場情報は現時点では詳細不詳につき、下記情報のみにてご了解ください。

                                          以上」

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