「発泡ポリウレタン(製品)」

ポリマー

本稿では発泡ポリウレタンについて述べていきます。発泡ポリウレタンはポリマーではあるものの、本稿のアイコンで引用したポリマーのイメージではありません。以下先ずは発泡ポリウレタンの定義から。

発泡ウレタンは大きく二種類に分けられますが、軟質は椅子のシートやベッドなど身近なところに存在しているポリウレタンです。もう一つの硬質ウレタンも身近な場所に存在しているのですが、冷蔵庫の保温材や住宅の断熱材などとして使用されており直接目にするものではありません。

まずは硬質ウレタンの需要の具体的使用例を示します。例として示しませんでしたが、液化天然ガス(LNG)の保管タンクに硬質ウレタンが使用されていますし、日本では存在しないLNGのパイプラインにも保温材として多く使用されています。

つぎに軟質ウレタンについて述べていきます。下記に示す通り一番大きな需要先は家具(ソファー)にベッドのクッション。二番目は自動車のシート(ヘッドレスト含む)の用途の二分野で約7割の需要を占めています。

以上需要先の概要を述べて行きましたが、世界の発泡ウレタン樹脂の需要推移を示します。以下の通り総量で1800万トン程度で推移しており巨大な市場となっています。

軟質、硬質別の市場の特徴としては、硬質はインフラ関連での需要比率が高いため、需要地は人口に比例して存在すると言えます。一方以前は軟質ポリウレタン製品の物流費が高騰する傾向があったため消費地での生産が中心でしたが、現在は生産地が集中化し、消費地が異なる状況となってきています(例:家具類)。

                                  以上」

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