本稿ではシリコン樹脂(silicone)について言及していきます。シリコン樹脂の定義から。シリコン樹脂は成形品ではゴム/エラストマーでの存在と、併せてオイル、ジェルなどの性状のものも存在しています。性状の違いの要因は分子量の大小により生じるものと考えていいでしょう。


性状による需要分野、用途が異なってきますが以下の通りの比率になります。所謂シリコンゴムとしての需要が一番大きく、ならんで液状シリコン樹脂の分野が展開されています。
下記にシリコンゴムと液状シリコンの個別需要分野を示します。シリコンゴムは他のゴムに比して耐熱性、耐候性などが優れているので新規の需要分野に展開されつつあります。
液状シリコン樹脂の需要分野も様々な分野に展開中です。冷媒として使用されたり、トイレタリー・化粧品への添加材として使用されています。



ここ数年のシリコーンの世界需要は下記の通りの状況です。新規需要が大きく開発されており強い成長率を維持してきています。

最後にシリコン樹脂の合成について。まずはポリマー原料となる「シラン」を製造し、これらを組み合わせながら重合工程を経て製品化される流れを示します。シランの一部はシランガスとして半導体製造などに使用されています。

次に一般的な重合方法を示します。シランを重合させて高分子化が困難なため、通常の生産方法は一旦オリゴマーを製造し、そのオリゴマーを元に高分子化したポリマー製造を行う工程です。

以上」


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