「ジエチレングリコール」

エチレン系モノマー

本稿ではジエチレングリコール(DEG)について述べていくことにします。化学構造はモノエチレングリコールが脱水縮合した化合物です。生産方法は酸化エチレン法のエチレングリコールの生産時に副生物として生成される方法のみ(工業生産)です。

ただ副生物とは言っても、需要量は360~370万トンの規模に達し、化学製品の規模としては非常に大きな規模の製品といえます。生産方法は以下のとおり。

モノエチレングリコールの生産量・需要量については公式な統計資料はありませんので、酸化エチレンの生産量をベースにして算出します。まずは酸化エチレン需要の72%をエチレングリコール向けとし、原料原単位からエチレングリコールの生産量を算出し、推定生産量としました。

また同様にジエチレングリコールの生産量・需要量の統計も存在しませんから、モノエチレングリコールの推定生産量から、DEG生成量を算出しました。

つぎにDEGの需要面を見て行く事にします。下記上図は主な誘導品の図。下図はDEGの需要先シェアを示します。需要の半分が不飽和ポリエステル向け(不飽和ポリエステル向けのグリコールはDEGもしくはPGが殆どです)。また4分の1がポリエステルポリオール向けになります。

以下DEG用途の主な用途例を示します。

                                         以上」

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